エクソンを調べる遺伝子検査で分かるAGA
AGAは悪い生活習慣が引き金になりますが、それだけではなくなりやすい体質というものがあります。AGAになりやすい体質を調べるには遺伝子検査を行います。
遺伝子にはエクソン領域というものがあり、そこを調べることでどんな病気になりやすいかが分かります。AGAの場合は第1エクソンの特定の部位が重要になってきます。
AGAの遺伝子検査でエクソン領域を調べることは、本当にその薄毛が男性型脱毛症なのかどうかを判断する意味もあります。そのことにより、どのような治療法が効果的なのかも分かります。実は自宅で行える検査キットもあります。
自宅で行える検査キットは病院よりも安くつくのがメリットです。しかし、あくまでもAGAになりやすいかどうかを判断するだけなので、結果が出た後は自分でどのような育毛をして行くのか考えなくてはいけません。
もし病院に通わずAGAを治したいと思うなら検査キットの利用もいいですが、治療を行うつもりなら最初からクリニックを探した方がいいかと思います。遺伝子検査のタイミングはいつでもよく、DNAは一生変わることがないので1回だけで大丈夫です。
女性の場合は遺伝子検査が複雑になることから、断られてしまうこともあるようです。皮膚科や頭皮の専門外来で受ける場合は、AGA体質だけではなく発症しているかどうかも分かります。
ただし遺伝子検査にはもちろん費用がかかりますし、AGA治療全般は保険適用外です。検査費用だけで2万円以上かかるので、よく検討してから決めるといいでしょう。